起源

創始者廖泉生医学博士
結婚五十周年記念写真

創始者廖泉生医学博士

創始者の廖泉生医学博士(1916年11月26日~2016年6月29日)は台湾省台中人である。小学校卒業後日本に勉学に赴き、1939年に満州医科大学を卒業し、1946年に満州医科大学博士号を取得した。皮膚薬理について深く研究し、戦後の政局不安のため、台湾に戻った。

1947年台中市に仁愛病院を設立。医術が大変優れていたため、口コミで外来患者数が増え続き、病院を拡大してきた。1995年に仁愛病院大里本院を設立し、また仁愛病院を財団法人に変更したことで、病院を社会資産に寄付した。廖泉生医学博士は公益にも非常に熱心で、ロータリークラブや赤十字社などのNPOに参加し、貧しい家庭に寄付と支援を与えたり、奨学金枠を設けて優秀な人材を育て、私立恵明学校の目や耳の不自由な学生に支援を与え続けてきた。90歳の高齢になっても、依然として診察を続けられたのが、人生で最高のことだと言っていた。

創立

1987年仁愛総合病院は衛生署(厚生省)から「地区教育病院」として評価され、健全かつ安定的に発展し、廖泉生董事長(理事長)が『社会から得たものは、社会に還元する』という精神を持ち、1988年1月に本基金会を設立し、貧しい患者の救助を始め、世の中が変わるに連れて、全民医療健康保健サービスも開始し、仁愛病院大里院の建設が完成し、基金会も同時にサービスの理念や特色を切り広げ、社会福祉団体と共に更に優れたサービスを創りあげた。主に緊急支援需要のある個人や家庭に適切な医療支援金を与え、仁愛精神の道をさらに広め続けている。

モットー

機構宗旨

社会から得たものは、社会に還元する。
支援活動、基金会の存在価値である。
潔白で、純粋な心を持ち、進んで人を助ける。

ビジョン

需要のある場所には我々がいる。
幸せの奥義とは、私たちがあなたの需要に気付き、それに該当する支援をすること。
全面的かつ多機能の社会慈善福利基金会となる。

人生には夢があり、堅実に夢を実現する。基金会はしっかりした足取りを歩むのをモットーに、各業界の人々から愛を結集し、経済的に困っている多くの家庭が困難を乗り切る手助けをしている。

将来、台湾社会構成の変遷に伴って高齢者が増えるため、更に積極的に老人社会の支援をし、健康づくりとボランティア活動などを推進し、社会の隅々まで愛が届くよう公益を促進する。

The Perspective of Foundation